読書の効果は本当?夜勤生活で感じたリアルな変化5選

はじめに|読書で生活は変わるのか?

夜勤生活は、昼と夜が逆転する独特のリズムで、体調や精神面にも影響を及ぼします。
不規則な生活の中で、何か自分を整える習慣が欲しいと感じていたときに始めたのが「読書」でした。

もともと読書は好きだったものの、生活のリズムが狂うと、どうしても後回しになりがち。
そんな自分に「少しでもいいから毎日読む」という小さなルールを作ったところ、思いがけない変化がありました。

ここでは、夜勤生活の中で読書を続けて感じたリアルな効果を、正直にお伝えします。

1.眠れない夜が減った|読書が心のクールダウンに

夜勤明けの興奮状態と読書の相性

夜勤明け、体は疲れているのに脳だけがギンギンに冴えてしまうことがありました。
そんなときにスマホでSNSを見たり動画を流したりすると、さらに眠れなくなる悪循環に。

そこで、布団に入る前に紙の本を読むようにしたところ、徐々に変化が。
ページをめくるリズムに呼吸が合ってきて、自然と体がリラックスしていく感覚を覚えました。

どんなジャンルが効果的だったか?

試してみた中で、特に効果的だったのはエッセイや短編集のような「静かな本」。数ページで話が終わるものがあったりと、ほんの10分間だけでも十分に満足できるのでおススメです。

逆に、ミステリやサスペンス、ホラーは逆に頭を冴えさせてしまうので、夜には向きませんでした。ミステリは好きなジャンルではあるのですが、どうしてもって時は短編集を読むようにしています。

読書は、夜勤明けの「興奮した心をやさしく鎮めてくれる薬」のような存在になりました。

2.ストレス解消?それとも逆効果?読書が引き起こす意外な夜

本によってストレス軽減度は違う

読書は一般的に「ストレス解消にいい」と言われますが、すべての本がそうとは限りません。
ときには内容に引き込まれすぎて、逆に心がザワザワすることもありました。

ミステリ小説にハマって寝不足になった話

ある日、ミステリ小説を読んでいたら、続きが気になって止まらず、結局眠らずに読破してしまいました。
その日の夜勤が地獄のようにしんどかったのは言うまでもありません。

読書=リラックスとは限らない。
本のジャンル選びは、ストレス対策にもかなり重要だと痛感しました。

3.会話の引き出しが増えた|人付き合いが少しだけ楽に

雑学やエピソードが自然と身につく

夜勤中の休憩時間、雑談でポロッと読書で得た知識を話すことがありました。
たとえば「人間は眠りの深さに波がある」という話題で、読んだばかりの本の内容を話したら、思いのほかウケが良かったんです。

「そんなこと知ってるんだ!」ってリアクションが嬉しくて、ちょっと自信になりました。

「読書キャラ」が意外と好印象に働いたエピソード

また、読書好きというだけで「真面目そう」「ちゃんとしてそう」という印象を持たれることも。
それがきっかけで職場で話しかけられやすくなったり、少しだけ人間関係がスムーズになった実感もありました。

4.読書で自己嫌悪?時間を奪われたと感じた瞬間もあった

「読んだだけ」で終わることへの焦り

読書をしていると、
「これって何かに活かせてるのかな?」
「ただ読んで満足してるだけじゃない?」
と、もやもやする時期もありました。

本を読む時間が長いほど、
「その分何か生産的なことができたんじゃないか」
と自己嫌悪に陥ることもありました。

娯楽としての読書を肯定できた転機

読書をしていると、「読んでるだけで何も生産してないな…」と落ち込むことがありました。
でもある日、ふと気づいたんです。

本を読んでいる間、確かに何かを”生み出して”いるわけではないけれど、
心がリラックスして、自然と前向きな気持ちになっていることに。

「心が元気になるだけでも、十分意味があるんじゃないか」
そう思ったとき、読書を純粋に楽しめるようになりました。

5.続けてわかった|読書は「自分をコントロールする練習」だった

感情整理と視野が広がった体験

読書を続けていくうちに、

  • 物事を多面的に見る力
  • 感情を言葉にする力

が、少しずつ育ってきた気がします。

夜勤でストレスが溜まっても、
本の中で違う世界に触れることで、「まあいいか」と思えることが増えました。

読書がくれた「待てる力」

また、読書は「すぐに答えを求めない」という姿勢も育ててくれた気がします。
焦ったときこそ一呼吸置く。
そんな心の余裕を、知らず知らずのうちに手に入れていたんだと思います。

まとめ|読書は万能じゃないけど、確かな力になる

読書は魔法じゃありません。
すべての悩みを一瞬で解決してくれるわけじゃないし、
ときには疲れたり、逆効果になることもある。

でも、ゆっくり、確実に、
心の奥に小さな灯をともしてくれる力があると感じました。

これからも焦らず、楽しみながら、

自分のペースで読書を楽しんでいきたいと思います。

ほかにも読書にまつわる自分の体験談を記事にしています。

よかったら、そちらもご覧ください。

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