こんにちは!僕は読書歴2年、月3〜4冊ペースで本を読んでいる、まだまだ読書初心者です。大人になってからある本との出会いをきっかけに読書を始めて、今では年間50冊ほど読むようになりました。
「読書初心者」と言っても、もう失敗は怖くありません。なぜなら、自分なりの本の選び方を見つけたからです。今回は、同じように「本を読み始めたいけど、どう選べばいいかわからない」という方に向けて、僕の実体験をもとにした本の選び方をお教えします。
僕の読書人生の始まり
大人になってから読書を始めた僕にとって、最初の一冊との出会いがすべてでした。それまで本をほとんど読まなかった僕が、ある本に出会って「本って面白いんだ!」と気づいたんです。
読書を始めたきっかけ
特別な本との偶然の出会いが、僕の読書人生を変えました。それからというもの、月に3〜4冊のペースで読むようになり、気がつけば年間50冊も読めるようになっていました。
今の僕の読書スタイル
- 読書歴:2年
- 読書ペース:月3〜4冊(年間約50冊)
- 好きなジャンル:ミステリ
- 選び方:ジャケ買い、話題の本、新刊コーナー中心
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
実体験から学んだ:時間がかかった本との向き合い方
読書を始めて2年間、幸い挫折した本はありませんが、苦労した本はあります。それが恩田陸さんの『spring』でした。
『spring』で学んだこと
この本は僕にとって「時間がかかった本」の代表例です。約1ヶ月かけて読みました。普段なら1週間程度で読める分量なのに、なぜこんなに時間がかかったのか。
なぜ時間がかかったのか
- ミステリ好きの僕には、ジャンルが合わなかった
- 自分の知識と興味がうまくマッチしなかった
- 物語の全容や人間関係を理解するのに時間が必要だった
それでも読み続けた理由
僕は基本的に「よろしくお願いします」という気持ちで本に向き合います。作者の方に敬意を払って、最後まで読むことを心がけています。
最後に得られたもの
最後の最後で物語の全容が見えてきて、人間関係も理解できて、感動で泣きました。時間はかかったけど、読み終えた時の達成感と感動は忘れられません。
学んだこと
- 自分に合わないジャンルでも、最後まで読むことで新しい発見がある
- 時間がかかっても、それは「失敗」ではない
- 読書に「正解のペース」なんてない
僕流の本の選び方:「まっさらな状態」で挑戦する
僕の本選びは、多くの人とは少し違うかもしれません。あえて情報を入れずに選ぶのが好きなんです。
書店での選び方
新刊コーナーが最初の目的地
僕はまず書店の新刊コーナーに向かいます。話題の本や出版社が推している本が並んでいるので、「今、読まれている本」を知ることができます。
平積みされた本をチェック
平積みされている本は、書店員さんや出版社が「推したい本」です。多くの人の目に触れる場所に置かれているということは、それなりの理由があります。
ミステリーコーナーでのジャケ買い
ミステリーが好きな僕は、ミステリーコーナーで表紙が気に入った本を選ぶことが多いです。これが僕流の「ジャケ買い」です。
「まっさらな状態」で読む楽しさ
あらすじも見ない理由
僕はあえてあらすじを読みません。何もわからないまっさらな状態で読み始めるのが好きなんです。
「新たな扉を開く」感覚
毎回「よろしくお願いします」という気持ちで本に向き合います。新しい世界への挑戦、新たな扉を開く感覚が楽しいんです。
意外な発見がある
先入観なしに読むことで、思わぬ発見や感動に出会えます。期待していなかった本が大当たりだったこともあります。
読書初心者へのアドバイス:僕の経験から
挫折を恐れなくていい
僕はまだ挫折した本がありませんが、それは「挫折=悪いこと」と思っていないからかもしれません。時間がかかってもいい、理解できなくてもいい。そんな気持ちで読んでいます。
自分なりのペースを見つけよう
僕は月3〜4冊ペースですが、これが正解ではありません。月1冊でも、2ヶ月に1冊でも、あなたのペースで大丈夫です。
ジャンルにこだわりすぎない
ミステリー好きの僕でも、『spring』のような文学作品で感動できました。食わず嫌いせず、色々なジャンルに挑戦してみてください。
初心者におすすめの本の選び方
僕のスタイル vs 初心者向けアドバイス 僕は完全にジャケ買い・直感派ですが、読書初心者の方には少し違うアプローチもおすすめします。
書店での具体的な行動
1. 新刊コーナーから見る
話題の本、推されている本が一目でわかります。多くの人に読まれているということは、読みやすい可能性が高いです。
2. 平積みをチェック
書店員さんのおすすめや、出版社の推し本が置かれています。
3. 文庫本コーナーも見る
価格が手頃で、持ち運びも便利。初心者には文庫本がおすすめです。
4. 迷ったら書店員さんに相談
「読書初心者なんですが…」と相談すれば、親切に教えてくれます。
僕流 vs 初心者におすすめの選び方
僕のスタイル(上級者向け)
- 表紙で直感的に選ぶ
- あらすじも読まない
- まっさらな状態で挑戦
初心者におすすめ
- 表紙が気に入ったら、裏表紙のあらすじもチェック
- 2〜3ページ立ち読みして文体を確認
- 厚すぎる本(500ページ超)は避ける
僕流ジャケ買いのコツ
表紙で惹かれたら立ち読み
表紙が気に入ったら、2〜3ページ読んでみましょう。文体が合うかどうかわかります。
裏表紙のあらすじは参考程度に
僕はあらすじを重視しませんが、初心者の方は軽く確認することをおすすめします。
厚すぎる本は避ける
500ページを超える本は、慣れてから挑戦しましょう。
失敗しない本の特徴
読みやすそうな本の見分け方
- 文字が大きめ
- 行間にゆとりがある
- 300ページ以下
- 話題になっている
初心者におすすめのジャンル
- エッセイ(気軽に読める)
- 短編集(1話が短い)
- 現代小説(時代背景が理解しやすい)
- 実用書(図表が多い)
読書を続けるための心構え
「よろしくお願いします」の気持ち
僕は毎回、本に向かう時に「よろしくお願いします」という気持ちで読み始めます。作者に対する敬意と、新しい世界への期待を込めて。
完璧を求めない
すべてを理解しようとしなくて大丈夫。わからない部分があっても、流して読み進めましょう。『spring』も最初は理解できませんでしたが、最後には感動できました。
時間をかけてもいい
1ヶ月かかった『spring』のように、時間がかかる本があってもいいんです。それも読書の楽しみの一つです。
自分の興味を大切に
僕はミステリーが好きですが、それ以外のジャンルにも挑戦します。でも、やっぱり好きなジャンルを中心に読むのが続けるコツです。
僕の読書ルーティン
本選びから読書まで
書店での時間の使い方
- 新刊コーナーをぐるっと見る(10分)
- 気になる本を2〜3冊ピックアップ
- 表紙とタイトルで直感的に1冊選ぶ
- 「よろしくお願いします」の気持ちで購入
読書スタイル
- 通勤時間を活用
- 寝る前に少しずつ
- 休日にまとめて読む
- 無理せず自分のペースで
読書歴2年で感じること
本との出会いは一期一会
毎回新しい本を手に取る時、それは新しい世界への扉を開くような感覚です。どんな出会いが待っているかわからない、そのドキドキ感が読書の醍醐味だと思います。
失敗なんてない
『spring』のように時間がかかった本も、結果的には感動をもらえました。読書に失敗なんてないんです。合わなければ次の本へ、時間がかかっても最後まで読めば何かしら得るものがあります。
読書は人生を豊かにする
2年間で約100冊読んで、確実に自分の世界が広がりました。知らなかった世界、考えもしなかった視点、様々な人生観に触れることができました。
まとめ:あなたも今日から読書を始めよう
僕の体験談が、これから読書を始める方の参考になれば嬉しいです。特に伝えたいのは以下のことです:
今日からできること
- 近くの書店に行ってみる
- 新刊コーナーで気になる本を探す
- 表紙が気に入った本を直感で選ぶ
- 先入観なしに「よろしくお願いします」の気持ちで読み始める
大切な心構え
- 完璧を求めなくていい
- 時間がかかってもいい
- 挫折を恐れなくていい
- 自分のペースで大丈夫
僕もまだ読書歴2年の初心者です。一緒に読書ライフを楽しみましょう!きっと素晴らしい本との出会いがあなたを待っています。
最後に
『spring』で学んだように、時には理解に時間がかかる本もあります。でも、それも含めて読書の楽しさです。新しい本を手に取る時の「よろしくお願いします」という気持ちを大切に、あなたなりの読書スタイルを見つけてください。
さあ、今日から読書を始めてみませんか?僕と同じように、きっと本があなたの人生を豊かにしてくれるはずです。
では、また。


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