⚠️ネタバレ注意:この記事にはワンピース第1154話の重要な内容が含まれています。未読の方はご注意ください。
はじめに
今週のワンピースも本当に濃密な内容でした!第1154話「死ねもしねェ」では、ロキの壮絶な過去とロックス・D・ジーベックの衝撃的な正体が明かされ、読者の心を揺さぶる展開となりました。
扉絵から始まる癒し
まず扉絵のうるティが1人で雪玉をゴロゴロ転がしている後ろ姿が本当に可愛すぎました!このような重いストーリーの中での癒し要素は、読者にとって大切な息抜きですよね。
ロキの悲劇的な誕生
生まれながらの拒絶
ロキは生まれながらにして悪魔のようだと揶揄されていますが、確かに見た目は怖いものの、行動は普通の赤ちゃんのようで可愛らしくもあります。しかし、お母さんのエストリッダに近づけすらしないという状況が本当にかわいそうでなりません。
ロキの呪いという迷信
ロキの呪いだという噂が段々と広まってしまい、エルバフに災害が重なって飢餓をもたらし、内乱も起こる中で、この元凶はロキの呪いだと信じる者も出てきてしまいます。しかし、これは単なる偶然の重なりであり、赤ん坊のロキに責任があるはずもありません。
ハラルドとハイルディンの兄弟愛
一方、ハイルディンはロキの兄として代わりに犠牲になれとよくわからないとばっちりを食らいそうになります。しかし、ハラルドが「シバくぞてめぇ」と言いながらぶん殴る描写もあり、これはすでにしばいているのでは?と思いながらも、有言実行で見応えバッチリでした!
エルバフの飢饉もハラルドのおかげで人間族の様々な国から食糧を援助してもらえることになり、すっかり立派な国王様ですね。
重要な伏線の予感
今回明かされる過去の話では、過去に巨人族の戦士たちが世界政府に捕まったとされる話があり、空白の100年に関係がありそうな気がします。ヤルルからハラルドへ伝えられた話は、今後重要な伏線になってきそうです。
ロキの成長と心の闇
孤独な成長
ロキはエストリッダの兄がお世話をすることになりますが、少しずつ成長していくにつれて人々に危害を加えるようになってしまいます。昔のハラルドの血が騒いでいる感じで、弱いものはいらないという考えがあるようです。
ハイルディンとの関係
ハイルディンが止めに入りますが、体格では敵わず、返り討ちにされてしまいます。しかし、ロキの内心では、心に空いた穴を埋めるために暴れていたのです。どんなに壊しても、どんなに傷つけても、満たされないことにロキは不満を抱いていました。
生まれた時からあのような扱いをされてきては、こうなってしまうのも不思議ではありませんね。ロキはロキなりに思いがあるのだと思います。一概に悪だとは言えないもどかしさがあります。
タイトルの深い意味
タイトルの「死ねもしねェ」はロキの言葉です。愛情の大切さが分かる、胸が痛むセリフですね。どんなに辛くても死ぬことができず、愛情を求めても得られない絶望的な状況を表現しています。
衝撃の展開!ロックス海賊団登場
ロックス・D・ジーベックの登場
そんなロキのところへやってきたのが、なんとマーシャル・D・ジーベックです!肩書きが「後のロックス海賊団船長」となっているので、この頃はまだ違うのでしょう。白ひげやシキ、ステューシーを引き連れています。
衝撃の事実
ここで重大な事実が発覚します。なんと、ジーベック(四皇”黒ひげ”の父)と書いてあります。
は?
この一言に尽きますよね!これまでシルエットでしか描かれていなかったロックスの素顔がついに判明し、確かに黒ひげティーチと似た特徴を持っているのが衝撃的でした。なぜ黒ひげの苗字はロックスではなくマーシャルなのかも気になりますね!
今後の展開への期待
来週は巻頭カラー!
来週は巻頭カラーです!楽しみすぎます!!
ロックスとロキの出会いがどのような展開を見せるのか、そしてこれが現在のストーリーにどう繋がっていくのか、今後の展開がますます気になります。
まとめ
第1154話は、ロキの悲しい過去とロックスの正体という二つの大きな要素が明かされた重要な回でした。特に:
- ロキの母エストリッダによる拒絶の悲劇
- ハラルドの立派な王としての姿
- ロキの心の闇と成長過程
- ロックス・D・ジーベックが黒ひげの父という衝撃の事実
これらの要素が絡み合って、エルバフ編がさらに複雑で興味深いものになってきました。愛情の大切さ、家族の絆、そして運命的な出会いなど、ワンピースらしいテーマが詰め込まれた素晴らしい回だったと思います。
扉絵のうるティも可愛かったですし!
次回の展開も楽しみに待ちましょう!皆さんはどの部分が一番印象的でしたか?コメントでお聞かせください!

