ブログって、もっとサクッと書けるものだと思ってた。
1記事2〜3時間くらいでまとめて、
あとはのんびり好きなことをして過ごす──
そんな未来を、勝手に想像していた。
でも、現実は違った。
タイトルを考えるだけで30分。
本文を書き始めたら何度も手が止まり、
推敲にハマれば、さらに時間が溶けていく。
気づけば、
「え、もうこんな時間……?」
という瞬間が、日常になっていた。
ブログって、想像以上に時間を食うモンスターだったんだ。
今回はそんな「ブログ時間泥棒あるある」を、
僕自身の体験を交えながら、正直に語ってみようと思う。
なぜこんなに時間がかかるのか?
タイトルを考えるだけで30分
ブログ記事を書き始めるとき、
まず最初にぶつかるのが「タイトル」。
これが、想像以上に難しい。
- ありきたりじゃつまらない
- かといって、ひねりすぎると伝わらない
- SEOのことも少しは気になる
あーでもない、こーでもないと悩んでいるうちに、
気づけば30分以上経っていることも珍しくない。
まだ1文字も本文を書いていないのに。
本当の戦いは、ここからなのに──。
書き始めるまでに1時間うだうだする
タイトルが決まったとしても、すぐには書き始められない。
「最初の一文、どうしようかな」
「やっぱ構成から考えるべきか」
「コーヒーでも淹れるか……いや、さっき開けたモンスター飲みきってないな」
そうしてYouTubeを開く。
「とりあえず音楽でもかけよう」
→ 電音部の新曲!?
→ 学マスの最新MV!?根緒亜紗里さん !?なんてこったい。。。
……って見始めたはずが、気づいたら聞いても見てもいない。
しかも、そのせいで30分くらい溶けてる。
そんなことをしているうちに、また1時間がふわっと消える。
ブログって、
**「書き始める前の自分との戦い」**が一番ハードなのかもしれない。
■ 書きながら寄り道しまくる
やっと本文を書き始めたら、今度は寄り道の嵐。
- いい表現ないかなってネット検索
- ちょうどいいフリー画像を探す
- 他の人のブログを参考に読んじゃう
- 本を読み返して、「翡翠さんかわえーー」「コナンおもれー」
- 「今週も軍子かわえーー!!」←New
もはや読書ブログとオタクブログの境界線がバグる。
本筋に戻るたびに、微妙にテンションがズレて、
そしてまた書き直しが発生する。
この繰り返しで、あっという間に数時間が溶けていく。
気づいたときには──
「今日、自分、何してたんだっけ?」
ってなる。
書き終わった後の”出し方”にも時間を奪われる
アイキャッチ、抜粋、スラッグ地獄
やっと本文を書き終わった!──と思っても、
ブログはそれで終わりじゃない。
- アイキャッチ画像を作る
- 抜粋(メタディスクリプション)を考える
- スラッグ(URL)を設定する
この作業が、地味に時間を食う。
特にアイキャッチ。
ちょうどいい写真やイラストを探して、
テキストを入れてバランスを調整して、
「やっぱり違うな」と作り直す。
そして気づけば、さらに1〜2時間が消えている。
「……俺は何を作ってるんだ?」
と、一瞬、我に返る。
最終的にはChatGPTにお願いしたりする。
たぶん、今これを読んでるのもその成果物です(こんにちは)。
公開ボタンが押せない病
準備が整っても、最後の最後に待っているのが──
「公開ボタン押せない問題」。
- 本当にこれでいいかな?
- もっと修正すべきじゃない?
- 伝わらなかったらどうしよう?
そんな不安が押し寄せて、
画面の前でしばらくフリーズする。
結局、公開を押すまでに30分。
(しかも押したあとも、読み返して直したくなる。)
これが「無限リライトの沼」──。
SNSシェア&告知にも地味に時間を取られる
やっと公開できたら、次はSNSでのお知らせ。
- 投稿文を考える
- ハッシュタグを選ぶ
- 告知のタイミングを探る
「#ブログ更新しました」だけじゃ味気ない。
かといって、キャッチーにしようと考えてると迷走し始める。
で、結局SNSのタイムラインを眺めて──
**「みんな筋肉すごすぎ!!でかすぎ!!!」**って思ったりする。
そうして、さらに1時間が経過する。
ブログは記事を書く以外にも、全力で時間を食う
そう、ブログって──
記事を書く以外のところでも、めちゃくちゃ時間を食うモンスターなんだ。
しかも最近では、
モンスター(エナジードリンク)の消費量も明らかに増えている。
つまり、
ブログはモンスターを消費するモンスターである。
これが、脳内食物連鎖……。
でも、それでもやめない理由
自分の言葉が、形になる快感
時間は、めちゃくちゃ溶ける。
正直、しんどいときもある。
でも──
自分が考えたこと、感じたことを、
ちゃんと“文章”として形にできたとき。
その瞬間の、小さな達成感は、
何にも代えがたい。
「自分って、こんなふうに思ってたんだな」
「この表現、けっこう気に入ったかも」
書くことで、初めて気づける自分がいる。
今日も、モンスターうめえ。
書き終えた後の、静かな達成感
長時間かかった記事も、
読み返してみると「悪くないじゃん」って思えることがある。
うまく言えないけど、
一つの記事を書き終えたときって、
マラソンを完走したあとのような爽快感がある。
- 文章を整えた
- 言葉を選んだ
- 自分なりにやりきった
その積み重ねが、
確実に「自分だけの財産」になっている気がする。
読まれたときの喜びは、全部を吹き飛ばす
そしてなにより、
誰かがその記事を読んでくれたとき。
- 「わかる!」って言ってもらえた
- 「面白かった!」って反応があった
- そっと、静かに読んでもらえた
──それだけで、十分だ。
何時間も溶けた苦労なんて、どうでもよくなる。
「書いてよかったな」って、心から思える。
だからきっと、これからも僕は、
時間が溶けるってわかってても、また書く。
そして──また飲む。
モンスター、やっぱりうめえ。
まとめ|時間は溶ける。でも、それでいい
ブログって、想像以上に時間がかかる。
1記事書くのに、気づけば何時間も消えていて、
「今日、これしかやってない……」って落ち込む日もある。
でも振り返ると、
その時間って全部、自分の言葉を磨いていた時間だった。
言葉を選んで、悩んで、また書き直して。
それを何度も繰り返して、やっとひとつの記事になる。
効率は悪い。
時間はバカみたいにかかる。
でもそれでも、
「書けてよかった」と思えるから、またパソコンを開いてしまう。
誰にも頼まれてないけど、
誰かに届くかもしれないと思って。
今日もまた、
僕は時間を溶かしながら、ブログを書いている。
そして──
今日もまた、モンスターがうまい。
飲み切るまでの時間は、わずか10分。
さいごに
ちなみに──
僕がブログを書くとき、集中のスイッチになっているのがモンスターエナジーです。
あの独特な甘さと刺激が、
「よし、やるか」と気合いを入れてくれる、相棒みたいな存在で。
そんなモンスターと読書の関係について書いた記事もあります。
読書とカフェインの、ちょっと不思議な体験談。
気になったら、そちらもぜひ読んでみてください。
では、また。