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読書用の2時間ピアノBGMを作りました|宇宙図書館がテーマ

読書中に何を流すか、という問題が長いことありました。

無音だと冷蔵庫の音や外を通る車の音が気になる。歌詞のある曲を流すと、頭が歌詞のほうを追いかけてしまって文章が入ってこない。ちょうどいい音を探してYouTubeを開いたのに、気づいたら30分経っていた——そんな本末転倒も何度かやりました。

それで、自分で作ることにしました。この記事で紹介する「Cosmic Library Piano」は、僕が運営しているBGMチャンネル「Silent Breeze」で公開している、2時間のピアノBGMです。

目次

「Cosmic Library Piano」——宇宙に浮かぶ図書館の2時間

テーマは「宇宙に浮かぶ図書館」です。星々のあいだに知識だけが静かに積み上がっている場所、というイメージから作りました。読書ブログをやっている人間として、いつかこの光景を音にしたいとずっと思っていたんです。

音の設計でいちばん気をつけたのは、「聴き入らせないこと」でした。

BGMとして良い曲と、音楽として良い曲は別物だと思っています。感情の起伏が大きい曲は、それ自体は素晴らしくても、読書中には物語より音楽のほうに意識を持っていかれてしまう。だからこの動画では、盛り上がりを意図的に削って、一定の温度で流れ続けるようにしています。

理想は「流していたことを忘れていた」と言われることです。

なぜ2時間もあるのか

これは完全に自分の不満から来ています。

本に没入しているときにBGMが終わると、そこで一度現実に引き戻されます。次の動画を選び、広告をスキップし、音量を調整し直す——たった30秒の作業ですが、あの30秒で集中が切れることが本当に多い。

文庫本1冊を読み切るのに、僕はだいたい2〜3時間かかります。だったらBGMもその長さで用意すればいい。それだけの理由で2時間にしました。チャンネルには3時間・6時間のものもあるので、長編に挑む日はそちらをどうぞ。

読書中に流すときのコツ

音量は「少し物足りない」くらいで

いちばんよくある失敗が、音量を上げすぎることです。生活音を消そうとして上げると、今度はBGMが主役になってしまう。生活音がぎりぎり気にならなくなる最小の音量が正解です。物足りないくらいでちょうどいい。

読む本によってタイプを変える

この「Cosmic Library Piano」のようなピアノ系は、ミステリのように伏線を追いながら読む本と相性がいいです。情報量の少ない音のほうが、頭の中に推理を組み立てる余白ができます。

逆に、軽めの小説を流し読みする日はもう少しテンポのある音のほうが手が止まりません。チャンネルにはLo-Fi・カフェ・雨音も置いてあるので、そのあたりの使い分けはチャンネル紹介の記事のほうに詳しくまとめました。

イヤホンより、部屋に流すほうがいい

イヤホンだと音が耳の中で鳴るので、どうしても存在感が出ます。スピーカーで部屋に薄く流したほうが、空間の一部になって気にならなくなります。集中したいときこそ、音を遠ざけるほうがうまくいく気がしています。

チャンネル「Silent Breeze」について

「Silent Breeze(サイレント・ブリーズ)」は、読書・勉強・作業のための長時間BGMを配信しているチャンネルです。そよ風のように、あって当たり前で、なくなると少し寂しい。そのくらいの存在感を目指しています。

ピアノのほかにLo-Fi・カフェの環境音・雨音があり、いずれも3時間前後、長いものは6時間や10時間あります。読書中に途切れないことを最優先にしているので、尺だけは妥協していません。各タイプの詳細はこちらの記事にまとめています。

YouTubeチャンネル「Silent Breeze」はこちら

まとめ

このブログでは読書が続かない理由について書いたことがありますが、続かない原因の多くは意志の弱さではなく環境の側にあると思っています。スマホが視界にある、部屋が静かすぎる、音楽がうるさい。そういう小さな摩擦が積み重なって、人は本を閉じます。

BGMはその摩擦をひとつ減らすための道具です。本を薦めることと、本を読める環境を作ることは、僕の中では同じ活動の裏表なんですよね。

無料で聴けますし、登録しなくても再生できます。次に本を開くとき、よかったら一緒に流してみてください。「こういう場面用のBGMが欲しい」というリクエストがあれば、コメントで教えてもらえると嬉しいです。

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