「ヤバい、、、好き」
森バジルさんの『探偵小石は戻らない』を読み終えた瞬間、僕の口から出てきたのはこの一言でした。
前作『探偵小石は恋しない』を読み終えたときは、喫茶店で声が出そうになるのを必死にこらえました。今回は湯船の中です。読み終えて、両手で拳を握りしめて「くぅぅぅーーっ」となっていました。
この本は、公式が「絶対に事前情報なしで読んでほしい」と言っている作品です。なのでこの記事でも中身には触れず、読んでいる間と読み終えた瞬間に、僕が何を感じたかだけを書きます。
書籍情報
| 書籍名 | 探偵小石は戻らない |
|---|---|
| 著者 | 森バジル |
| 出版社 | 小学館 |
| 判型 | 四六判 |
| ページ数 | 288ページ |
| 発売日 | 2026年9月30日 |
| 定価 | 1,870円(税込) |
| ISBN | 978-4-09-386805-1 |
※ページ数・価格は執筆時点の情報です。前作と同じく、単行本は期間限定のリバーシブルカバーです。
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あらすじ(ネタバレなし)
小学館の公式ページの内容紹介から、冒頭だけ引用します。
名探偵のように事件を解決する日を夢見る、ミステリオタクの探偵・小石。
色恋案件を病的に得意とする小石は、調査員の蓮杖と様々な調査に取り組んできた。
公式のあらすじには、この続きがもう一行あります。ここまで読んで気になった方は、できればその一行も読まずに本屋さんへ向かってください。帯の言葉を借りるなら、「逆転、逆転、また逆転――」。言えるのはここまでです。
まずは前作『探偵小石は恋しない』から
本作は、2026年本屋大賞にノミネートされた『探偵小石は恋しない』の続編です。帯にも大きく「続編!」と書かれています。
小石ちゃんと蓮杖がどんな二人なのか、事務所にどんな空気が流れているのか。それを知った上で読むのがいちばん幸せだと思うので、まだの方は前作から読むことを強くおすすめします。前作の感想もネタバレなしで書いています。

読みながら思ったこと(ネタバレなし)
まず、恐ろしいくらい読みやすくて最高です。前作もするする読めましたが、本作もページをめくる手が止まりませんでした。
そして、蓮杖と小石ちゃんのイチャイチャ。これが読んでいてほんと面白い。小石ちゃんの「正論きらーい」をまた聞けたのも嬉しかったです。
個人的にテンションが上がったのは、作中で最近読んだミステリの話になって、『魔眼の匣の殺人』や『invert』の名前が挙がったところです。つまり蓮杖は、本の中で剣崎比留子さんや城塚翡翠さんに出会っているわけです。隣には小石ちゃんがいるのに、美人に囲まれて羨ましい。
あと、サウナに飲み放題のエナドリがあるのも羨ましかったです。
それから、この本の特性的に、つい後ろから読んでしまおうかと悶々としました。どういう特性なのかは書けません。でも、後ろから読むのだけは絶対にやめてくださいね。
読み終えた瞬間(ネタバレなし)
読み終わった今この瞬間の僕の声は、冒頭に書いたとおりです。
まさか、想定していた感情が1つも当たらないとは思いませんでした。オモローでも、たのしーでも、サイコーでもなく。
ヤバい、、、めっちゃ好き。
湯船で両手の拳を握りしめて、くぅぅぅーーってなっていました。とにかく今すぐ読んでほしいです。こうなるから。
小石ちゃんは可愛いし、蓮杖も可愛い。みんな可愛い!!
こんな人におすすめ
- 前作『探偵小石は恋しない』で小石ちゃんにやられた人
- 帯の「逆転、逆転、また逆転」にピンときた人
- キャラクター同士の掛け合いが楽しいミステリが好きな人
- 剣崎比留子さんや城塚翡翠さんが好きな人
- とにかく読みやすいミステリを探している人
読書のお供に、BGMはいかがですか
僕が運営しているYouTubeチャンネル「Silent Breeze」では、読書や作業のためのBGMを毎日投稿しています。小石ちゃんと蓮杖の軽快な掛け合いを読むなら、少し弾むスウィングはいかがでしょう。よかったらそっと流してみてください。
おわりに
ネタバレをしたくないので、触れられるのはこのくらいです。何も知らないまま読んで、読み終えた瞬間に同じ声を出してほしい。それだけです。
前作の感想の最後に、僕の胸から小石ちゃんに向かって矢印が伸びている、と書きました。今回はもう、みんなに向かって伸びています。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。






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